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 小正月行事の横手かまくらは、毎年2月15日・16日に行われる横手の名物イベント。400年以上の昔から門松やしめ縄などを雪で囲って 燃やす左義長という行事が行われていた。そしてまた雪でほこらを作って水神様を祭っていたという。これらの習慣と子どもたちの遊びがまとまったのが現在のかまくら。 

 かまくら作りは、ボランティアではなく、観光協会が中心となって、お金を払って作ってもらっている。かまくらの大きさは、直径4m、高さ3mくらいである。一つ作るのに、約5時間くらいでできるとのこと。
 横手川の河原では、ミニかまくらが作られ、夕方になるとローソクに灯が灯され、たくさんの親子が見物にやってくる。この2日間、二葉町のかまくら通りや横手市役所、羽黒町武家屋敷近くに作られたかまくらの中では子供たちが火鉢で焼いた餅や暖めた甘酒を「よってたんせー」「はいったんせー」とかわいい声でふるまう。 雪国情景と暮れなずむかまくらの風景を心ゆくまで撮影できる。