- イルミネーション
【暖色系 (ゴールド/オレンジ系) のイルミネーション】
・ホワイトバランスは、「晴れ」や「日陰」などを使うと雰囲気のある写真となる。
・「晴れ」を使用すると見た目の雰囲気に近くなり、より誇張したい場合は「日陰」
を使用する。
【寒色系 (ホワイト/ブルー系) のイルミネーション】
・寒色系のイルミネーションは、ホワイトバランス「白熱電球」を使うとより青味が
増して雰囲気のある写真となる。
【その他の撮影技法】
・多重露出や、クロスフィルターを使うとより雰囲気のある写真になる。
- 星空
・手ぶれ防止のため三脚、レリーズは必須、ペンライトも手元の確認に必要。
・露出の目安は、ISO感度3200、シャッタースピード15秒~30秒、絞りはF4.0(開放または1・2段絞る)程度。(手ブレ補正機能をオフに設定)
・星の軌跡を撮る場合は、インターバル撮影。
・マニュアルフォーカスでピントを合わせる。
・輪郭をはっきりとしたほうがきれいに見えので、シャープネスの設定を「ミディアムハード」や「ハード」に設定する。
・青味を付けたい場合は、、ホワイトバランスを「白色蛍光灯」または「色温度設定」を4,000K前後に設定する。逆に、赤味を付けたい場合は、ホワイトバランスを「晴れ(晴天)約5,200K」や「日陰(曇天)約6,000K」などに設定する。
- 花火
・手ぶれ防止のため三脚、レリーズは必須、ペンライトも手元の確認に必要。
・レンズは、標準ズームレンズで、離れた場所では望遠レンズ。
・撮影は、花火の風上から撮れればベスト。
・ISO感度100。(高感度に設定すると露出オーバーとなってしまう)
・シャッタースピードはバルブに設定。(手ブレ補正機能をオフに設定)
中玉の単発花火は5秒程度、大玉は10秒程度、三尺玉は20~30秒程度。
(打ち上げ花火が炸裂してから、開花した花火が消えるまでシャッターを開ける)
・絞りは、F13を基本として、花火の明るさに応じて調整する。
・露出オーバーと絞りすぎによる回析現象を防ぐために、NDフィルター(ND4など)を使用してもよい。
・ピントはマニュアルフォーカスで、遠くの被写体に合わせておく。
・ホワイトバランスは、色鮮やかな花火は、「電球」に設定する。和火などオレンジ色が強い花火は、「晴れ(晴天)」に設定する。
- 花の撮影の基本
1 綺麗な花と綺麗な背景が大切
○撮りたいと思う綺麗な花を見つける
花が綺麗に見える位置を探す
撮る前に花びらをよく見ること
× 花びらの痛み、花びらの上の花粉、花びらの虫喰い痕
○主役の花を引き立たせる
構図を考える → ×日の丸構図
背景をぼかす → 被写体に近づき、望遠レンズ(マクロレンズ)を使い、絞りを開ける。
バック紙や遠い背景をバックに使う。
光をコントロール → 曇りの日の方が、晴れた日よりも、被写体に光が回り、影が出にくい。
2 感性を表現しよう
○ 1枚では良い写真は撮れない。パターンを変えて何枚も撮る。
※ 主役の花の最も目立たせたい「しべ」や「花びら」にピントを合わせる。
三脚での撮影時には撮る前に拡大表示して確認する。(撮った後に確認も可能)
※ 自己主張を入れる
→ 露出補正、ライティング、フィルター、多重露出、前ボケなど
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