18 スタジオライティング
  • ライティングの組み立て①
    不自然な光にならないように、被写体を目立たせるようにライティングを組み立てる。
    【メインライト】
      主光源。被写体の一番見せたい部分を照らす。被写体の横45度から当てる。
    【フィルインライト】
      メインライトだけでは回りきらない部分に光をフォローする補助光。
     ・フロントライト
       正面からの光、影ができないため、画面全体に明るさを届け、フラットでシンプ
      ルな仕上げる。
       メインライトとフロントライトの照明比を調整することで、被写体にメインライ
      トが当たっている部分と、当たっていない部分とのコントラストを調整することが
      できる。
     ・スカイライト
       被写体の上に設置し、上から下に照らす天空光。
       フロントライトで画面全体がフラットになりすぎてしまうのを、自然な影で違和
      感のない画面を演出する。
  • ライティングの組み立て②
    【アクセントライト】
      アクセントとなる光、基本はハイライトを追加する。メインライトと方向を合わせ
     て、あくまでもアクセントとして当てる。
     ・キーライト
       被写体の真横くらいまでの位置がサイドキーで、真横からさらに被写体の裏側に
      回ったものがバックキー。
     ・トップライト
       上からハイライトを追加する。少し後ろ目から入れる。
    【遮光する】
      黒ケント紙や黒カポックで、部分的に遮光し、不必要な部分に光が回らないよう
     に、しっかりと絞ることも必要。
  • ライトポジション
    ・水平方向:センター、クロス、サイド、リア
    ・高さ:トップ、ミディアム、レベル、アンダー

    【大型ストロボによる作例】
    DSCF8039
                 センター

    DSCF8048
               クロス(45°)

    DSCF8078
                サイド(90°)

    DSCF8083
                リア(180°)

     ストロボでのマニュアル撮影時には、モニターに露出を反映させない設定が必要。